6月に入ってから、毎週金曜日には他院研修に行かせていただいている。
訪問診療では一人一人の患者さんとの時間をしっかり取れる一方で、1日に診療できる患者さんの数はどうしても少なくなる。
そのため、幅広い患者さんに対応できるようになるために、と、開業医の先生の外来で研修をさせてもらいたいと考えていた。
・・・というのが、この研修をお願いしたきっかけだった。
これが本当に勉強になる。
元々考えていたように、研修先では0歳児から高齢者まで受診される。
疾患も幅広い。
院長先生は気さくで、常に情報をブラッシュアップしながら診療に反映させておられる。
うーん、まさに「家庭医」とはこういう先生なんやなあ。
そして、まだ数回の研修なのだが、もう一つ学ぼうと思ったこと。
それは、4時間弱で50人近くの方が受診される超多忙の外来の中、要点を押さえて話を聞きつつ指導もしていく診療術。
これがすごい。
長い関わりの中での信頼関係があるからできる部分もあるのだろうが、この多忙の中それだけの関係をどうやって作っていっておられるのか、そこも見ていきたいところ。
週一回、半日という短い時間での研修。
全神経を集中させて取り組んでいきたい。
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