よくあるご質問

「訪問診療」とは、計画に基づいて、医師が患者さんのご自宅に出向いて定期的に行う診療のことです。
当クリニックでは原則として、月に2回の訪問診療を計画的に実施いたします。
病状に応じて、患者さんやご家族と相談の上、月に3回以上の訪問診療を計画することもあります。

「往診」とは、病状の変化時に患者さんやご家族の求めに応じて、医師が患者さんのご自宅に出向いて臨時で行う診療のことです。
定期的な訪問診療以外で対応が必要な場合に実施いたします。

訪問診療について（1）をご参照ください。

当クリニックの訪問可能な地域にお住まいの、以下のどれかに当てはまる方が対象となります。年齢や疾患は問いません。
訪問可能な地域につきましては、“訪問診療のエリア”をご参照ください。　　　　　　　　　
・介護が必要で通院が困難な方
・今のところ通院できているが、困難になってきている方
・現在入院中で、退院後の通院が困難な方
・医療的ケアが必要な方

訪問診療について（4）をご参照ください。

聴診・触診などの診察、血圧・酸素飽和度の測定などにより、病状の把握をおこないます。
また、血液検査・尿検査・感染症迅速検査・ポータブルエコーによる超音波検査などもご自宅でおこなえます。
在宅酸素や在宅人工呼吸器などの医療機器をご使用の方は、それらの管理もおこなうことが可能です。
胃瘻・気管カニューレ・膀胱留置カテーテルなどをご使用の方には、これらの交換も自宅でおこなえますが、治療内容や使用されている物品などによって対応できない事もありますので、詳しくはクリニックまでお問い合わせください。

訪問診療について（2）をご参照ください。

当クリニックは原則として院外処方ですので、ご自宅で処方箋を発行してお渡しし、お近くの調剤薬局で薬をもらっていただく形となります。
調剤薬局で薬をもらうことが難しい方や、薬の管理が難しい方などでは、薬剤師がご自宅にお伺いする「訪問薬剤管理指導（居宅療養管理指導）」が可能な調剤薬局と連携しております。
詳しくはクリニックまでお問い合わせください。

自宅での緩和ケア、看取りは可能です。
こちらの動画もご覧ください。

病状などについての認識にずれが生じないように、訪問診療にはできるだけご家族の同席をお願いしておりますが、困難な場合はご相談ください。

他の医療機関をあわせて受診いただくことも可能です。
その場合、当クリニックとの役割分担を相談させていただきます。
また、内科・小児科領域にかかわらず、今まで通っておられた医療機関で処方されている薬を当方で引き継いで処方できることもあります。

訪問診療について（3）をご参照ください。

病状などから、在宅生活を続けるよりも入院が望ましいと考えられる場合、ご本人やご家族と相談の上、病院へ入院を依頼いたします。
その際には、当クリニックから入院先の病院宛に紹介状（診療情報提供書）を作成いたします。
また、急な病状の変化により早急に病院を受診した方がよいと判断した場合には、救急車による搬送を指示することもあります。

現在、当クリニックでは訪問看護を実施しておらず、訪問看護ステーションと連携しております。
当クリニックの24時間365日の臨時対応は、訪問看護ステーションとの協働によって体制を構築していますので、訪問看護をあわせてご利用いただくことで多くのメリットがあります。
訪問看護を利用されない場合には、診療上の制約が生じる場合がありますので、詳しくはクリニックまでご相談ください。

当クリニックで訪問診療をおこなっている方には、24時間いつでも医師または看護師と連絡を取ることができる連絡先をお伝えいたします。
ご連絡をお受けして往診が必要と判断した場合には、24時間いつでも往診にうかがいます。
（状態によっては、訪問看護ステーションからの訪問看護を依頼することもあります）

なお、往診車両は救急車ではありませんので、診療の状況や交通事情などにより、ご連絡をいただいてから往診対応までには一定の時間がかかりますことをご了承下さい。
また、往診を待つより救急車を要請した方が良いと判断した場合には、そのような指示をさせていただく場合もあります。

当クリニックでは原則として、訪問診療をおこなっていない方からの往診のご依頼はお受けできませんのでご了承ください。

旧来、発熱などの急性疾患に対して、医師が自宅に出向いて診察・治療をおこなう「往診」が一般的に行われていました。
過去においては、検査に使う器械や治療方法などが現在よりも限られており、おこなえる検査・治療が病院と自宅で大きく変わりませんでした。
しかし、現在では検査・治療方法が複雑化しており、病院と自宅でおこなえることには大きな差があります。

当クリニックではこのような理由により、初診の急性疾患の患者さんには、医療機関を受診いただくようにお勧めしております。

詳しくはこちら、訪問診療開始までをご覧ください。

緊急を要する患者さんへの往診など、予定外の対応への時間確保を優先することがありますので、現時点では曜日や時間帯のご指定などはお受けできません。
あらかじめご了承ください。

詳しくはこちら、訪問先の皆様へ、訪問診療の日程調整へのご協力のお願いをご覧ください。

一人暮らしでも訪問診療を受けることは可能です。
ケアマネジャーや訪問看護ステーションなどと連携して、様々な制度を利用しながらの生活支援のご相談をさせていただきます。
また、緊急時に連絡させていただくご親族の方の連絡先などを事前に確認させていただきます。

予防接種を訪問診療時におこなうことも可能です。
公費による助成対象のものは、その適用を受けられます。
住民票が堺市以外の方は自治体により異なる対応となります。

今まで提供してもらっていた医療機関との相談になりますが、当方から提供する事も可能です。
ただし、当クリニックの採用しているメーカーや品番などへ変更になる場合があること、また提供できる数の上限が他の医療機関と異なる場合があることにつきましては、ご理解とご協力をお願いいたします。

当クリニックと契約をしている業者であれば引き続き使用していただけますが、契約をしていない業者の場合には変更をお願いしていますので、ご了承ください。

訪問診療には看護師が同行して、診察や処置のサポートをいたします。

当クリニックは主治医制ではなく、複数医師でのチーム制をとっています。
訪問診療にうかがう医師は固定ではありませんが、医師間で患者さんの状態を毎日共有することにより、夜間や休日などの緊急往診の際に誰が当番でも対応できるようにしておりますので、ご安心ください。

ご家族からのご依頼も受け付けております。患者さんの病状をおうかがいし、訪問診療のシステムや費用などの説明をさせていただきますので、その上で利用されるか決めていただいて結構です。
まずはお気軽にご相談ください。

銀行口座からの自動引き落としとさせていただきます。
1ヶ月分をまとめて翌月に引き落としいたします。
現金やカード、電子マネーでのお支払いには対応しておりませんのでご了承ください。