右半月板損傷から1ヶ月。
怪我した初日から手術を受けるまでの1週間は、右膝が直角に曲がったままロッキングしていたので、とにかく横になっているしかなく、何もできずに1日中ゴロゴロしていた。
術後も、リハビリ以外の時間は、身体が疲れてしまって何かしようという気分にもなかなかなれない時期が続いた。
私は、本を読むのがあまり好きではない。
どっちかというと、活字を追うよりは自分で経験してみたい、というのが性分。
小説を読むのなら、どこかに遊びに出かけてみたいし、医学書を読むのなら、その分野の仕事をしている病院に見学に行ってみたい。
でもこれは、時間に追われる生活の中でそう感じていたのかもしれない。
もともと小学校、中学校くらいの時には、今思えばものすごい量の本を読んだもんなあ・・・。
仕事を離れてからの1ヶ月、こんなにゆっくり時間があるのは多分中学校の夏休み以来のこと(^_^;)
最近疲れもあまり溜まらなくなってきたのもあり、この際いろいろな本を読んでみることにしてみた。
その中で、おもしろかったのがこの2冊。
どちらも組織マネージメントについて書かれている本で、前者は元「夢の国」の社員、後者は自称「経営の素人」である病院の院長先生。
サービス業と医療という違いはもちろん大きいし、本の中での表現や切り口、方法論は違うが、この2冊に書かれていることは基本的なところで共通項が多い。
どちらも根底にあるのは、「ホスピタリティとは何か」ということ。
そして、顧客(患者さん)に対して心のこもった対応をするための根底には、職場の中で職員どうしを大切に思うホスピタリティマインドがなければいけないということ。
当たり前の内容も多い本ではあるが、当たり前のことを言語化して考えることって少ないのも事実。
これから仕事をしていく上で、忘れてはいけないなと思った本だった。
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