大阪府内では、訪問看護ステーション(以下ステーション)からの訪問看護を受けると乳幼児医療や障害医療での助成がないことは、小児在宅医療を考える上でとても大きな問題であり、以前からこの欄でも問題提起を行ってきました。
(3年前に書いた文がこちら→https://kagayaki-clinic.com/archives/220

現在もその制度は継続しており、同じ訪問看護であっても、医療機関から看護師が派遣されている場合には上記助成が受けられるのに対して、ステーションからであれば助成が受けられません。
同じサポートなのに派遣元が違うと助成が受けられない、しかも、小児に対する訪問看護はほぼ100%ステーションから行われているため、助成が受けられるケースの方がきわめてまれという状況なのです。
その結果、乳幼児医療や障害医療の助成対象となる訪問診療(医師の診療)は月1000円程度の上限なのに対して、訪問看護には数千円〜万単位での負担が発生するというおかしな状態が長年続いています。
この負担の重さのために、本来なら訪問看護を利用したいと思っていてもできないままに過ごしている子どもが、大阪府内には少なからずおられることを目の当たりにしています。

この問題に対して、現在ある府議会議員の方が、大阪府に見直しを求めて動いてくださっています。
実際にこの問題が重大であることを府議会に伝えるために、府民からの声が必要とのことで、有志がネット上での署名活動を始めてくださいました。
これからの小児在宅医療を考える上では、ぜひ解消したい矛盾です。
大阪府民の方には、ぜひこの問題に関心を持っていただき、署名にご協力をいただければと思います。

【ネット署名は以下のURLからお願いします】
https://www.change.org/p/大阪府民-訪問看護に障害者-老人-乳児助成を?recruiter=78809050&utm_source=share_petition&utm_medium=facebook&utm_campaign=share_facebook_responsive&utm_term=des-lg-share_petition-custom_msg&fb_ref=Default