今年2月26日の日記と2月27日の日記に、表記ガイドラインについてのシンポジウムに参加した際の感想を書いています。
また、ガイドラインの原案(今年1月19日分)はこちらからDL可能ですので、これらもご覧下さいm(_ _)m
このガイドラインについての意見募集が日本小児科学会で始まっていたようだ。
「いたようだ」というのは、これについてアナウンスが効果的にされていないのである。
日本小児科学会HPを見ても、どこにそんな案内があるのか全く分からないくらい、扱いが小さい。
ページ真ん中の「最新情報」の「11.4.5更新」というところから入れば案内はあるのだが、ふらっとHPに立ち寄った誰がこの案内に気がつくというのか・・・。
そして、運良く(?)この案内にたどり着いたとしても、そこにあるのは
2011年2月26日に開催された
第8回日本小児科学会倫理委員会公開フォーラム
「重篤な疾患を持つ子どもの治療方針決定のあり方
—話し合いのガイドラインの提案—」
についてのご意見は下記メールアドレスまでお寄せください。
E-mail:jps-q@mirror.ocn.ne.jp
との文だけ。
倫理フォーラムに参加したのはおそらく数百人くらいで、その人数+αくらいしかガイドラインの原案を持っていない。
そして、意見を募集するのは来週いっぱいとのこと。
学会は本当に意見を聞く気があるのか、とさえ思ってしまうのは私だけ??
現在、震災による福島原発の影響について多くの人が不安を抱え、疑心暗鬼の中にいるが、多くの方が、その大きな要因は情報開示のまずさにあると感じているのではないか。
発表すべき事をきっちり発表しない態度は、本当は何も隠していなかったとしても、そのウラに何かあるのではないかという不安を煽り、それが今日の混乱の原因ではないかと思う。
今回のガイドラインの意見募集も、おおっぴらにできない何かがあるのではないか、と勘ぐられながらできあがるということになれば、とりわけ不安を持っている患者さんやその家族にとって、受け入れがたいものとしか映らないのではと危惧する。
どうか広く意見を募集するための方策をお考えいただき、パブリックコメントのような形で、各方面の人からの意見が集約された、すばらしいガイドラインを作っていただけるよう、強く希望し、期待したいと思います。
・・・という内容の意見を、先ほど意見受付のメールアドレスに送りました。